済州市内の特級ホテルの宴会場で今月13日から、外国人たちが参加して行われているポーカーゲーム大会について、済州地方警察庁は18日、違法な賭博の疑いがあるとみて捜査を行っている、と発表した。
済州道や警察によると、このホテルの2階で「世界ポーカーツアー」という名前で行われている大会には、中国や日本、米国など十数カ国から130人ほどが参加しているという。
ゲームの進行担当スタッフまで含めると、この大会のため済州を訪れた外国人は300人を超える。
参加者たちはメーンイベントの参加費として3000ドル(約31万円)を支払い、大会で優勝した人には賞金や景品が贈られる。
だがこの大会は、賭博が法律で許容されているカジノではなく、普通の宴会場で行われているため、論議を呼んでいる。
済州道や警察は「現行の観光振興法上、賭博の営業は許可を得た業者が指定された場所でだけ行えるが、今回の大会は主催者がカジノ営業の許可を受けていない状態だ。カジノ以外の場所で金品を賭けてゲームをしてはならない」と説明した。
これに対し、大会を主催しているフェニックス・エンターテインメントの関係者は「
済州島が国際的な観光地として飛躍するためには、外国人たちを一度に集められるイベントをむしろ推奨すべきだ」と話している。
朝鮮日報より
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