大阪府と大阪市は18日、カジノを含めた統合型リゾート(IR)の誘致に向けた庁内組織を立ち上げることを発表した。
自民党や日本維新の会などの超党派の議員がカジノ設置の推進法案を提出したことを受け、大阪市臨海部を念頭に候補地選びなどを加速させる。
発足するのは「IR立地準備会議」
本部長を松井一郎知事、副本部長を橋下徹市長が務める。
府市幹部が参加して、24日から候補地や誘致に向けた課題について協議を始める。
橋下氏は18日の講演で「(大阪市の埋め立て地)夢洲(ゆめしま)に決めて進めたい」と語った。
自民や維新などの議員が5日、推進法案を議員立法で国会に提出。
東京都はお台場を候補地として発信を始めている。
松井氏は18日の記者会見で「国内外から人、モノ、お金を呼び込む起爆剤だ」と語った。
治安悪化の懸念も指摘されるが、松井氏は「誘致と治安悪化の関係に科学的な根拠は示されていない」と述べた。
朝日新聞
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