地域活性化と関係ない佐竹敬久知事は2日の定例会見で、県内の一部で誘致の動きがあるカジノを核とする複合型リゾート施設(IR)について「IRには地域色がほとんどない。IRをやると地域活性化になるという話があるが、あまり関係ない」と述べ、静観する意向を示した。
県内にIRを整備する場合、土地の確保や、開発を手掛ける業者があるかが課題になると指摘。
「構想としては楽しいが、行政で検討するとなると、相当しっかりした根拠がなきゃだめだ」と述べ、当面は法整備の行方を見守る考えを強調した。
さらに、海外のカジノの現状を踏まえ「外国人から金を巻き上げるのがカジノの根っこだ。勤労を美徳とする日本にカジノが合うのか」と持論を語った。
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