「カジノ誘致に反対」小樽に市民団体、来月設立「環境悪化する」小樽商大の結城洋一郎名誉教授や市民団体代表ら7人が7日、小樽市役所で記者会見し、カジノ誘致に反対する小樽市民の会(仮称)を5月11日に設立すると発表した。
道内でカジノ誘致に反対する市民団体の結成は初めて。
結城名誉教授は「賭博場ができれば高利貸などで周辺環境が悪化する。市民の声を聞かずに誘致を進めるのは許せない」と述べた。
今後、市民有志31人が呼びかけ人となって会員を募り、公開講座や誘致反対の署名活動などを行う予定。
道内では、カジノを含む統合型リゾート(IR)立地に向け、小樽と釧路、苫小牧の3市が誘致に名乗りを上げている。
高橋はるみ知事や中松義治小樽市長らが4月下旬、韓国のカジノ視察を予定するなどの動きも出ている。
北海道新聞
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