カジノ法案、今国会採決見送り【時事通信】
衆院内閣委員会は17日の理事懇談会で、カジノを解禁するための「特定複合観光施設区域整備推進法案」について、18日の審議入りを決めた。
会期末が22日に迫る中、与党内で法案への賛否が分かれたままのため、自民党は今国会での採決は見送り、継続審議扱いとする方針だ。
法案は昨年12月、自民、日本維新の会、生活の各党が提出した。
公明党内には、カジノ推進派の超党派の議員連盟に所属する議員がいる一方、青少年への悪影響などを懸念する声もあり、党としては審議入りに慎重な姿勢を示してきた。
自民党は早期成立を目指しているが、集団的自衛権の与党協議が本格化していることもあり、公明党に配慮して審議には入るものの採決は先送りすることにしたとみられる。
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