「東京でカジノを開設すると総売り上げが年間で約1兆5000億円。それを見込んでここに来て米ラスヴェガス系ファンドが5000億円を投資することを約束してきた」
今月(12月)になってこんな非公開情報を耳にした私は「いよいよその時が来た」と身震いした。
「カジノ」と聞いて身近に感じる日本人は皆無だろう。
無論、新聞の上などで目にしたことはあっても、実際にカジノで豪遊したことなどないのが私たち日本人の日常なのだ。
私は「我が国におけるカジノの開設」という問題をかれこれ3年ほど前から追っている。
自分自身、カジノで儲けたいとか、あるいはカジノに投資したいといったそんなやましい気持ちからフォローしているわけでは無論ない。
偶然、とある資料を見つけてしまって以来、「あること」からどうしても頭が離れなくなってしまったのである。